【特別賞】水ってありがたいね
わたしは、今年の春に、のどの手じゅつをしました。その日は、あさから水がのめなくて、手じゅつ
がおわってからも、四じかんほど何ものむことができませんでした。手じゅつごは、のどがヒリヒリと
あつくていたくて、一口でもいいから水がほしくて、たくさん泣きました。でも上手に口に出して言う
ことができずに、
「み…ず……み…ず…、まだあ?」
と、言うのがやっとでした。おばあちゃんが、ガーゼを水にぬらして、口びるにそっとあててくれた
のをおぼえています。スーッと気もちよかったけれど、よけいにもっと水がほしくなりました。
水がのめるようになったとき、のどがズキッといたんだけれど、ゆっくりのんだ水がほんとうにあり
がたくて、体じゅうがフゥーッとあん心できるような気もちになりました。
わたしは、水なんていつもすぐにのめるもので、味もしないし、それほどおいしいものだとは思って
いませんでした。でも、のめなくなったらくるしいし、ほんの一口分でも体に元気をあたえてくれる大
せつなものだと分かりました。
石川けんにあるおばあちゃんの家では、水道水はいやな味がしないので、そのままゴクゴクのむこと
ができます。でも、わたしがすんでいるところでは、生ぬるくて少しくすりっぽい味がして、スッキリ
のめない水が出てきます。
この夏に、ふくしまけんへ行った時、じゃ口から出てきた水があまりにもつめたくておどろきました。
妹と、
「すごいつめたい!つめたいよ!」 「ねえ、なんだかあまい味がするよ」
と、手で水をすくって、三ばいものみました。ひんやりとして、ほんとうにおいしい水でした。
どうして場しょによってこんなにも味がちがうのか、ふしぎに思ってしらべてみたら、雨水がじょう
水場で、しょうどくされていることが分かりました。場しょによって、しょうどくのつよさがちがうの
で、味もちがってくるのです。
水は、あるだけで、とてもありがたいものです。おいしさのちがいはあるけれど、大せつにつかって
いくべきだと思います。わたしにもできることから、せっ水を心がけたいです。お母さんに、
「水の出しっぱなし止めて!」
と、ちゅういされないように気をつけます。


