2018年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  関本 修平

【ざぶん文化賞】変身の神様

ぼくには、高校生のお兄ちゃんがいます。お兄ちゃんが大すきです。

お兄ちゃんはかっこいいです。色々なことを知っています。お兄ちゃんがいいました。

「れいくん、くもは、何でできているかしってるかい?」

「わかった。わたあめ」

「ああ…みためはそうだね。でもね、くもは、小さい氷で、できているんだよ」

「小さい氷はうくの?小さい氷じゃ、かみなりさまがおちちゃうね」

「ん?かみなり?ああ…そうだね」

お兄ちゃんがわらいながらいった。それを見ていたママが

「えらい。お兄ちゃん」といった。

するとお兄ちゃんは

「おれも大人になったからね」

とまたわらいながらいった。

「れいくん、かみなりさまは、くものかみさまで、水にもかみさまがいるんだよ。水のかみさまは、水を色々な形に、へんしんさせるんだよ。だから、水のかみさまを、おこらせると、たいへんなんだよ。大雨ふらせたり、川をはんらんさせたり、大きい波を、おこしたり、雨を何日も、ふらせなかったり、するんだ」

「何日も雨がふらなければ、やさいも、花もかれちゃう。お水ものめなくなっちゃう」

お兄ちゃんが、

「水がないと生きては、いけなくなるんだよ。人の体は、ほとんど水でできているんだよ」

といった。

じゃあ、ぼくの体は、かみさまでできているんだよね。じゃあ、ぼくも、色々へんしんできるかもしれない。ぼくもスーパーマンになれるかもしれない。スーパーマンは、力もちだから、田んぼに、水をいっぱいはこんだり、おぼれてる人をたすけたり、できるんだ。車も、もちあげられるんだ。ぼくがかんがえていたら、ごはんをつくっていたママがいった。

「大人になったら、へんしんできるよ。なんにでも、へんしんできるよ。あきらめないで、がんばれば、なんにでも、へんしんできるよ」

っていった。

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