【特別賞】ようせいの水やり
2022年7月8日
ある町に、雪華ちゃんと言う女の子がいました。雪華ちゃんは、学校でミニトマトをそだてています。
でも、雪華ちゃんのミニトマトは、赤くなりません。夏休みに入るので、ミニトマトを家にもって帰り
ました。帰り道、川のそばでお友だちに会いました。そして、お友だちが 「いっしょにあそぼう」
と、言うので、
「いいよ」
と、雪華ちゃんは、言ってしまいました。むちゅうであそんで、帰る時にミニトマトを家にもって帰
るのをわすれてしまいました。
夜になって、雪華ちゃんは、
「あれ、ミニトマトはどこにあるんだろう」
と、思いましたが、なかなか思い出せません。
そのころ、川からようせいがとんできて、ミニトマトを見つけました。 「あれ、元気がないミニトマトだな」
と、ようせいは言いました。そして、ようせいは、ミニトマトに川の水をやりました。
朝になり、
「あれ、このミニトマトは、赤くないよ」
と、ようせいは言いました。そこで、ほかの二年生のミニトマトを見に行きました。みんなのミニト
マトは、ぜんぶ赤くなっていました。ようせいは、なやみました。どうしたらいいのかわからないので、
また、川の水をやりました。 夕方になりました。ようせいは、
「あ、あそこに赤いものがある」
と、言いました。夕やけです。ようせいは、夕やけから、赤をとってきました。そして、ミニトマト
にその赤をぬってあげました。そのつぎの日、雪華ちゃんが、自分のミニトマトを
見つけました。 「あ、わたしのミニトマトが赤くなってる。やったぁ」
と、言いました。ようせいは、雪華ちゃんのかおを見て、うれしくなりました。


