2019年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  殿村 栄一

【特別賞】母たちの好きな景色

私の母はフィリピン人で、八歳のときに母に連れられフィリピンに行きました。

母の実家は自然豊かな場所で様々な自然と触れ合うことができました。その中でも心に残っているのは、母の家族と一緒に行った港です。そこに広がる海はすきとおっていて本当にキレイでした。その光景はすばらしく、七年経った今でも憶えています。母達は、この海を見るのが好きだと、この海を見ていると落ちつく、いやされると言っていました。その気持ちは生まれた国の違う私でもはっきりと伝わってきました。嬉しいことがあったときはここへきて笑い合って、悲しいことがあったときはここでなぐさめ合ったという話を聞いて、当時幼かった私には何を言っているのかわかりませんでしたが、この海がこの人たちにとって大切な場所ということは良くわかりました。

今でも母はよく、フィリピンの海の写真を見せてくれます。それを見ていると、母の家族や現地の人たちの笑顔が浮かんできてなつかしくなります。

私は、このキレイな海を自然を守っていきたいなと思います。それは、少しでも多くの人達にこのキレイな海を見て欲しいからです。イライラしているとき、不安なとき、その人を助けてくれるものがこの海であってほしいです。きっと何か思うものがあるはずです。それは良いものだったり悪いものだったりと様々だと思います。それでも長い歴史の中で強くあり続けているこの自然を見てほしいです。

私がフィリピンの海や自然を見て感じたことは「強く生きてやる」という強い思いです。

海はたくさんの命を守っています。そして、海があることによって私たちも生きるということができています。この海や自然の強い意思は長い歴史の中であり続けた証だと思います。

最後に私は、この自然を海を私たち人間で守っていきたいです。この海を見て笑顔になれる人がいるのなら私はその笑顔を守っていきたいです。私たちや、私たちの先代は自然や海にたくさんお世話になっています。私たち人間一人ひとりが協力することでこの海や自然は守られていきます。私たちや動物の生命を作りあげてくれた海や自然に今度は私たちがお礼をするべきです。

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