2019年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  則武 千鶴

【特別賞】心も楽しく

私は、八月二十九日に、おばあちゃん、おじいちゃんと、妹といとこで、長野県のたて科という所へいきました。

そこには、御射鹿池(みしゃかいけ)という池があって、おじいちゃんとおばあちゃんが、

「とってもきれいな池やで」

というので、どんな池か、ワクワクしながら、見にいきました。

すると、そこには、とてもきれいな池がありました。水がきれいなので、周りの木や草、そして空の雲までもが、はっきりときれいに、池にうつっているのです。ちょろちょろと、池の左右に流れる水をおいかけると、赤い石を見つけました。その自然豊かな景色にしばらくの間、わたしはみとれていました。(きれいやなあ。木が一本一本きれいにうつっとる。ずっとみておけるな)

十分ぐらいたって、おばあちゃんが、

「かえるよ!おいで」

と、言いました。

もっと見たかったな、と思いながら、しぶしぶ車へ向かいました。

家にかえってきて、何日かたった日、わたしはおじいちゃんの家にいきました。そして、リビングの真ん中にある大きいつくえの上を見ると『白い馬』という本がありました。

おじいちゃんが、

「これ何かわかるか?」

と、表紙の池を指でさしました。

(池?きれいな池。木が鏡みたいに池にうつっとる。あっ)

「御射鹿池や!!」

「ピンポーン。あったり~!!すごいやん」

「てへへ。すごいやろ!」

と、返事をしながら、『白い馬』を手にとりました。東山魁夷(ひがしやまかいい)という人がかいた絵だそうです。ずっとながめていると、御射鹿池の景色がよみがえります。

(楽しかったなあ。またいきたいなー)ページをめくっていくと、「緑響く」という題で、御射鹿池をかいた絵がありました。

なんだかわたしも御射鹿池の絵をかきたくなって、かいてみました。三十分ぐらいむ中になってかいていたと、おばあちゃんにききました。水にうつっている木は、鏡みたいになるよう、とてもていねいにかきました。おもったより上手くかけたので、うれしかったです。

御射鹿池のきれいな水は、農業につかわれるそうです。とってもきれいな水で育った農作物は、とってもおいしくてじょうぶだとおもいます。

気づいたら、御射鹿池のきれいな水から遊びや本につながったり、楽しい!きれい!うれしいな!などと、おもっていました。きれいな水は、わたしたちの生活をささえてくれるだけでなく、心もきれいに、明るくしてくれるんだな、とおもいました。

わたしの身のまわりの水について、もっと、もっと、知りたくなりました。

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