【特別賞】心も楽しく
私は、八月二十九日に、おばあちゃん、おじいちゃんと、妹といとこで、長野県のたて科という所へいきました。
そこには、御射鹿池(みしゃかいけ)という池があって、おじいちゃんとおばあちゃんが、
「とってもきれいな池やで」
というので、どんな池か、ワクワクしながら、見にいきました。
すると、そこには、とてもきれいな池がありました。水がきれいなので、周りの木や草、そして空の雲までもが、はっきりときれいに、池にうつっているのです。ちょろちょろと、池の左右に流れる水をおいかけると、赤い石を見つけました。その自然豊かな景色にしばらくの間、わたしはみとれていました。(きれいやなあ。木が一本一本きれいにうつっとる。ずっとみておけるな)
十分ぐらいたって、おばあちゃんが、
「かえるよ!おいで」
と、言いました。
もっと見たかったな、と思いながら、しぶしぶ車へ向かいました。
家にかえってきて、何日かたった日、わたしはおじいちゃんの家にいきました。そして、リビングの真ん中にある大きいつくえの上を見ると『白い馬』という本がありました。
おじいちゃんが、
「これ何かわかるか?」
と、表紙の池を指でさしました。
(池?きれいな池。木が鏡みたいに池にうつっとる。あっ)
「御射鹿池や!!」
「ピンポーン。あったり~!!すごいやん」
「てへへ。すごいやろ!」
と、返事をしながら、『白い馬』を手にとりました。東山魁夷(ひがしやまかいい)という人がかいた絵だそうです。ずっとながめていると、御射鹿池の景色がよみがえります。
(楽しかったなあ。またいきたいなー)ページをめくっていくと、「緑響く」という題で、御射鹿池をかいた絵がありました。
なんだかわたしも御射鹿池の絵をかきたくなって、かいてみました。三十分ぐらいむ中になってかいていたと、おばあちゃんにききました。水にうつっている木は、鏡みたいになるよう、とてもていねいにかきました。おもったより上手くかけたので、うれしかったです。
御射鹿池のきれいな水は、農業につかわれるそうです。とってもきれいな水で育った農作物は、とってもおいしくてじょうぶだとおもいます。
気づいたら、御射鹿池のきれいな水から遊びや本につながったり、楽しい!きれい!うれしいな!などと、おもっていました。きれいな水は、わたしたちの生活をささえてくれるだけでなく、心もきれいに、明るくしてくれるんだな、とおもいました。
わたしの身のまわりの水について、もっと、もっと、知りたくなりました。


